なんだか世の中の動きがこれまでと違った方向に滑っているように感じる。悪い方向へと。

 そう感じる人がどのくらいいるのだろうか。なんの根拠もない感じなので,一般的なものではないだろう。それでも,日々のニュースをみてて,おぉ,これからいいことがありそうな予感がするなぁ,っていう人がどのくらいいるのか知りたい気がする。そういう人は少数派何じゃないかと思うのだけど,実際はどうなんだろうか。

 引き金になっているのは,今の官邸を中心とした政府だろう。あらゆる会見をみてみればいいが,ろくな回答をしていないし,そういう人がずっと役職に居座っている。それを追求するはずの記者は,従順に腕されてしまっている家畜ような状況で,もっとまともに「おかしいだろう」ってことを権力に突きつけてることが期待されているのに。まぁ,これが原因で頑張っている記者さんがいる新聞以外は全部やめたが。

 災害は人が起こすわけではない。が,その結果の被害をいかようにでも変えることはできる。先手先手をいっているのたまう政府は,ほぼ何もしていない。気象庁発表で盛んに警告を出している一方で大臣たちは飲み会で浮かれている写真をネットワークに上げ,翌日は過去最高の12人の死刑執行をし,そのままなんの動きこも見せず,これまた数十人の犠牲者を第している水害に対しても「なにもしていない」。どころか,この状況においても私邸からでてこないという状態である。何もしなさ加減がすごい。

 これまたNHKを中心に,この動きを一切報道しないようで,状況はSNSで流れてくるものを拾って集めるよりない。しかし,どうしてこんな連中を支持する人がいるんだろうなぁと腹立たしく思うと同時に,そんな時代になってしまったのはどうしてんなんだろうかと底なしの不思議な気分になる。一体何が起きているのだろうか,普通の人は一体どこへ行ったのだろうか。

 官僚はその地位をできるだけ上げて退職することが人生の目的であるようだ。他人の価値だから,へぇと思うしかないのだが,その結果あなた達は「どういう社会に生きることになるのか,おわかりだよね?」と腹の底から疑問に思う。高級官僚ならばこの先のもろもろの予測は持っているはずで,それはそんなにぼくらと違ったものを見ているとは思えないのだ。それでも,そんな社会で行きたいのだろうか,彼らは?

 一方で政治家については,人によっての違いが激しいので一般論は成立しないが,それでも与党側の人は,おそらくだが,自分たちがスーパースターである不思議な世界の住人となっているので,世の中については良くなるか,悪くなっても自分たちとは無関係だと考えている。結局,歴史書を鑑みるに,権力機構の中で育ってきた人は,多分物理法則すら「自分たちの側にある」と素朴に信じて疑っていないのだろう。なので,交渉や話し合いや現実観察によって,何かを共通に理解する,ということは無理なんだよね。

 で,こういう社会で翻弄されるのは民衆である。これはいつの時代もそうだった。だから,周りの人と同じように考え同じように行動したら,かならず「ろくな目に合わない」ことが確定している。せめて,そういう人たちとは「違うものを見て,違う行動をとる」ことがせめての防御なんだろうと思っている。全くもって面倒な世の中になってしまったと思う。