自分には理解できない理由で人が動くときに直面したとき

どうしても理解できない人々の行動を見るときがあります。
異常な行為というわけではないです。
単に、どうして「あの店は混んでいるのだろう」という、不思議さです。
どこにでもありそうなお店だし、扱っている商品はスーパーでも安売りしていそうだし、しかも「その場所で」の経緯もわからず、時期的にもおかしい。
テレビで紹介されたとか、注目される人が店員さんとして働いているわけでもない。
にもかかわらず、「どうして」あの団子屋は、いつも人が賑わっているのだろうか。

IMG_0749.jpg

昔はスキー道具を扱っていたペンシルビルの一階で商いをしているようです。
交差点の近くで、富士そばとスパゲッティー屋さんに挟まれていて、食べるスペースはなく、みたらし団子などを持ち帰るか、その場で食べるかしかないお店。
周りには、ドトールもスターバックスもあるるので、休憩場所はそれなりにあるという立地条件。
こんなところで「団子」が売れるとは、ぼくには想像できない。
みたらし団子って、スーバーの総菜コーナーかレジ近くの安売りコーナーで100円でパックを売っているような、そういう「ジャンク」の扱いをうけている商品ですよね。
おいしけど、現代では競合する商品はたくさんあります。
鯛焼きよりも「レア感」はないはずです。
それなのに・・・。

この団子屋さんがよく見える席がある喫茶店が好きで、ほぼ毎週団子屋さんの状況を観察する機会があります。
暑い日も寒い日も団子屋さんを観察ができます。
数分に一度はお客さんが立ち寄り、なにやら購入する。
袋を持ち帰る人も居ますが、大半は店先で食べていく。
老若男女を問わない人気ぶり。
どうしてだろうか。

毎週毎週、世の中の人は自分の予想と違う振る舞いをする、という事実を見せつけられます。
最初は桜のお客さんかなぁ、と思っていましたが、これは違いますね。
というのは、人気がながいこと持続しすぎですので。
買わないまでも、興味をそそられた様子で店先を眺める通行人が多い。
興味を持った人のうちの何人かが買っているのだと見て取れます。
なので、お客さんは桜ではない。
おのれの商売に対する才覚のなさを痛感します。

それだけならば、まぁそれで終わる話なんですが、続きがあります。
このお店、2店舗存在しているのですが、もう一点はスカイツリー下にあるショッピングモールにあります。

スカイツリーのモールには、「水曜どうでしょう」ファンならば知っている、四国にあるうどんや「うどん本陣山田屋」さんが、唯一の支店をだしています。
ここに行きたいがために四国に行こうと僕はおもっていましたが、やめました。
ここで食べられるので。

モールのディレクターの才覚にはあきれますが、この「焼きだんごの利一」の異様な人気についても知っていたのでしょうか。
真相は知りません。
いやでも、モールのディレクターもすごい。

商売の才覚って、単に「巻き上げる」という方針ではなく、「違う物を売る」という方法もあるんですね。
すごいなぁ。

2012.07.22

文部科学省の放射線モニターについてのちょっとした疑い

福島へ行くので、福島市やそのあたりの場所の線量を確認しようと文部科学省の放射線モニターページでデータを確認した。
使いやすくなっているのだとは思うのだけど、最終的には「全データのダウンロード」ができるとうれしいのだが、それはできないでいる。
まぁ、それはいい。

では駅前と少し離れた中学校ではどうなっているのか。
一か月の推移を確認してみる。
Fukushima.png
なるほど。
決して低い値ではない。
とういか、駅のあたりは場所によってすっごく高い。
こんなところで仕事する人は、何か問題があるかもしれないと心配になる。
建物の中では違うはずだが、路面店で店先で働く人は心配ないとは言えないような気がする。

福島では宿を取らないで、会津若松で泊まることになっている。
土壌沈着マップから判断したが、喜多方でラーメンを食べたいというのがより強い動機である。
では、この2カ所はどうなっているのか。

Aizu.png

うん、これなら大丈夫。
喜多方は東京とかわらない。
だったら、坂内の本店で是非とも食べよう。

帰りは会津から郡山にでて、そこから新幹線にのる。
駅の周辺はどうだろうか。
確認してみる。

Koriyama.png

線量は高いが、場所によって違うのだろうか。
それにしても、明らかに人工的なデータ変化がある。
データをいじっているんか、それとも観測装置近傍で何か変化があったのか。
どっちにせよ、このモニタ値ってあまり信用できないような気がする。
結局は信用できるセンサを時前で持って行くか。

そういえば東京はどうなのだろうか。
早速見てみたのだが、このグラフ表示には問題があるとわかった。
一か月表示と一週間表示をしてみたのだけど、ピーク値が違う値になっている。

Tokyo.png

多分だが、1ヶ月表示をつくるときは、データ量を減らすために「間引き」を行っているのだろう。
情報を落とさないようにカーブを補間し、それを再プロットすることはしていない。
だから、長い時間でのグラフ表示のピークは「実際よりだいぶ低い」値になる。
これは、ちょっと問題のような気がする。

とはいえ、最終的には自分で計る値を信じることにするよりない。
それは身を守るための当然の行動だろう。

2012.07.15

本を読んだ後に感想文・メモをつける理由はなにか

もう2ヶ月も読書メモをつけていない。
付け始めたのは2004年の7月からだったと思うので、そろそろ10年になる。
十年続くということは本物なのだから、なんとか続けるべきだろう。
なるほど、それは誰もが反対することがない、まっとうな意見である。
もちろん、自分自身もそう思っている。

ところが先月で途絶えたままになっている。
本は相変わらずのペースで読んでいるので、一つ一つ拾えば以前よりも速いペースでエントリーが増えているはずだ。
10年たって、なお健在、どころから増えている!
そういう自分なりの目論みがあったはずなのに、なんとも残念。

読書メモの各エントリーにはアマゾンのアフェリエートをリンクしている。
誰かがぼくのメモを読み、そこからアマゾンへジャンプしてその購入すれば、そこから数円から数十円に該当するポイントがぼくのアマゾンアカウントに貯まってくる。
一体どのくらいになるのだろうか。

10年たって振り返るとほとんど意味がなかった。
僕のページはほとんど参照されないから。
ごくたまにアクセスしてくる人は、ベストセラーの本ではなく、とても古い本についての感想を見ている。
古本なので、仮にその本をアマゾンで購入されたとしてもポイントはつかない。
結局のところ、この10年間でたまったポイントは1200円の本一冊分だった。
つまり、アフェリエートが目的でこのメモをつけることは動機として弱すぎ、ほとんどない。

とはいえ一つ胸を張って言えることがある。
それは、自分に課した苦役?が習慣を生んだこと。
最初は10行書くことさえつらかったのだが、言いたいことがある場合には何行でも言葉を文字に変換して紙の上に(データだけど)置いてゆくことができるようになった。
なんでもそうだが、10年やれば「それなりに」効果がある。

長い時間一つのことを「ちょぼちょぼでもいいから」やってみることだ。
すると自分の身体としては、その一つのことは「生きてゆくために必要なもの」だと認識してくれる。
だからやることのレベルは上がらなくとも「苦労なくできる」ようにようになる。
人に見せるところまではいけないが、自分では苦労なくやれる。
そんなところへはたどり着ける。
これは本当。
多分だが、人に見せるようになるには、常に人に見せてフィードバックをとれるようにしないといけないと思う。

自分として何をするのか。
自分としてどんな人生を描くのか。
時間さえかければそれなりのことができるようになる。
これを実感としてもっている。
30代なかばからの試みの一つの結論なんだ。

でもなぁ、つぎは「面白いもの」「わくわくする物」「つい読んでしまう物」をかけるようになりたい。
それには人に読んでもらわないとだめなんだよなぁ。
もし、このまま生き残れるようであれば、もう10年、そういうことをやってみたい。

2012.07.14

12人のチェリストたちを聴きにサントリーホールへ

IMG_0747.jpg

数年に一度は来日するので、その際は必ず聴きに行くようにしているベルリンフィルの12人のチェリスたち。
そもそもぼくがチェロという楽器に興味をもち、その音色に魅了されたきっかけは12人のCDでした。
クラシックには縁遠い生活の自分にも『キャラバン』や『ムーライトセレナーデ』は何の抵抗もなく聞けます。
低音から高音までのレンジをカバーできるチェロが12人で合奏する音の世界。
初めて聞いたときから「これだ、俺が聞きたかったものは」という出会いでした。

そんな形で聞き始めてからまだ10年ほど。
メンバは年齢による退団があり、ベテランがいなくなり若い人が入ってきます。
それなりに入れ替わっているんですから、不思議なことに「だからこそ愛着が沸いて」きます。
なぜなんでしょう。

サントリーホールでは、どういうわけか知りませんが、必ず天皇皇后両陛下も鑑賞されます。
サントリーホールでの講演には5回くらい行きましたが、そのすべてに鑑賞されていました。
このホールにはロイヤルボックスはなく、2階席R側の一角をいつも皇室か宮内庁かがブロックごと抑えてますね。

国家国旗法なんて野暮な法律などなくても、物珍しい庶民のぼくは、両陛下が登場してきたら立って拍手します。
べつに愛国心とかそういうのとは関係ないです。
「おーすげー」というノリを大切にしてて、できれば盛り上がっていたほうが記憶に残るからという理由から拍手しちゃいます。
両陛下は手を振っているだけなのに、なぜこれほどまでに拍手されるのか不明ではありますが、まぁ、いいじゃないですか。
そっちのほうが楽しいじゃない。

今回は正面のの土間11列目?だったかのチケットで、かなりラッキーな席でした。
なんといっても、繊細な音が「繊細に」聞こえてきます。
なるほどこの席が人気なわけです。
左右のバランスもよく、よく見える。
ずっといい気持ちになって楽しめました。

ただ、あまりに音が良いと「CDでも聞いているような」気分になります。
ライブ感がない、とでもいうような感じ。
次は音がもう一つでも後ろの席をとってみようかなぁ。

2012.07.01