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芥川龍之介のすごさを今更ながらに体感する

話の面白さとかいうレベルの向こうにある凄み

 筑摩の日本文学全集のような文庫本を読んでいる。芥川龍之介の巻を読み始めた。そこには中学生か高校生の頃に読んだはずの『トロッコ』や『蜜柑』が冒頭にあった。まったくシンプルな話である。子供がトロッコにのって遠くまでいく、田舎の女の子が汽車で東京へ行く。そういう、どうでもいいような設定なのだが、読み終わって震撼するのだ。これって、こんなに凄い短編だったのかと。なんなんだろうか、この短編。最近の小説って、本当に読む意味あんのかなぁという気分なる。