Scienza / Foglio

vietatofumare.grazie のblog

どうしてなんだろうか。隅田川を眺めながら清洲橋で考えた。

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HOME > 2008 > 04 May

編集者って、本が好きなのだろうか?

何度かミーティングに参加したが、今一わからん

 知り合いの先生が教科書というか入門書というか、理科系の本を書こうとしている。まだ何も決まっていないのだけど、とりあえずとある出版社の編集者の人が興味を示したので、そのミーティングに最初からぼくも参加している。ぼくは著者ではなく、単に意見を言うだけの気楽な役どころである。

 その編集者は比較的若い人で理科系の本を担当しているようである。正直いって、ビジネスマンとは完全に失格なのだが、編集者はビジネスマンとは違うから、営業さんと同じような人だと思わないほうがいいのだろう。この人が営業だったら、おれはモノを飼わないだろうな、という感じの人である。こちらの企画はまだ妖しいし、売れるかどうかもわからないから、出版社も練習としてこの担当者を当ててきたのかもしれない。いや、全く逆で、腕は確かな人であるにもかかわず、ぼくが出版の世界を知らないからそういう失礼な評価をしているだけかもしれない。正直、わからない。

 どういう本を出したいのかをこちらから説明し、売れるだろうかということを色々考えて落とし所を探っていく。そのとき、アウトプットとして決まったのは、本のコンセプト、対象読者層とその人数、本の印象(難しいか、やさしいか)と装幀、価格というところである。本のコンセプトにつづき、目次、各章の内容を要求された。800字の見本だとか、サンプルというものも場合によっては必要になるらしい。今回は、章立てと内容までで話がまとまっている。

 そういう資料を調えるたところで、編集者が本の企画を社内で提案するために編集会議というものに諮るそうである。出版にあたいするのかどうか、いろんな人に意見を言ってもらう。この会議は結構タフなようで、結構ぼろくそに言われることが多いようだ。良いものを出力するためには大切なことだと思うが、編集者もこの会議をどうやって通すかということが問題らしい。そして、会議を通過すれば、出版するための作業として認めてもらえるようになり、いわゆる編集という作業が始まるということだ。

 企画中の本について、タイトルをブレインストーミングで決めた。あれこれ出した。ぼくも著者ではないがいくつか提案してみた。編集者ってすごいなと思ったのは、本のタイトルを示すと、「その本だと4000円くらいで、サイズはこれこれで、ページ数はこのくらいで、こういう感じの教科書ですね」と言ってくれる。まぁ、一種のパターン認識だから、それが正解というわけではないのだけど、なるほとと頷くこともあるし、それはちがうだろうと言いたくなるときもある。

 何部売れるのか。編集者はその軸をぶらさないで考えているようである。当たり前といえば当たり前だ。こちらはリスクがない。リスクは出版社側にある。当然厳しいフィルタが必要になる。その会話から、いわゆる理科系の普通の本は何部売れているのかが見えてくるようになる。以外に入れないものである。対象読者数を考え、しかも購入する人数まで考えれば当たり前なのだが。

 さて、企画内容はそれなりに面白いが、果たして出版までこぎ着けるのか。出版までの一連の行程を知ることができるので、なんとも先生にはがんばってもらいたいものである。

紅茶を飲んでぼんやりしていると
心に浮かぶ風景

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大英博物館でみたギリシャ神殿の再現

女神が3体ならんでいる。
小さいなモノだけど、見てしまう。
こんなセンスの神社が世界にはあったのだ。

そもそも女神がたくさんいるのだ。
こんな神社なら、
言われなくてもお参りはかかさない。
多分素敵だったであろう女神の像に見とれる。

それって、豊かな人生だと思う。
過去は過去なりに生きがいに工夫があった。
まったく、ギリシャ文明はスゴイ。
人を魅了してきたはずだ。