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エントロピーが上がりやすいのは老化なのか

眠くなる


 夜眠くなる時間が早くなってきた。11時くらいで眠くなる。夕飯を食べてから2時間くらいたった頃、無性に眠くなる。昼食の後の会議は猛烈に眠いのと同じ理由なのだろうか。食べ物の消化に時間をとられ、脳に通う血流が減ると眠くなるという理由をどこかで聞いたことがある。よく耳にするが根拠はどうなのだろうか。都市伝説なのかもしれない。

 一方で、睡眠は意識という秩序活動の情報的な廃棄物を捨てるという作業に関係があるとう説も気になる。秩序を守るため、エントロピーを放出しなければ成らない。脳の活動を情報という側面からみれば、「絶対に」必要なエントロピー減少という作業は存在するはずで、それが睡眠だろうというのだ。もっともらしく聞こえる。養老孟司さんの著書にもそんなトピックがあった。

 子供の頃は寝てばっかり。あれは意識というより「脳」を形作るためのエントロピーを捨てているのだろうか。20代の頃、夜は不思議と眠くならなかった。不眠症という意味ではなく、なんとなく元気があって眠る時間をもったいなく感じていた。ところが30代後半では、夜には眠くって仕方がない。この文章も眠いときに書いている。歳をとるにつれ、眠さに対する耐性が弱っていると感じる。

 徹夜。これは年齢を重ねるにつけ、難しくなる。というより、不愉快極まるというか、辛いものになっていく。だれが徹夜なんかするか。我慢しないで私は寝てしまう。これは、性格がいい加減になったのだ、それとも年齢によった避けられないことなのだろうか。

 一日の活動の結果として眠くなるのならよいのだが、歳をとるにつけその時間が長くなるかもしれない。根拠はない。ただ、最近眠いのだ。歳を取った時間は、疲れの回復力が落ちるということから実感するようだ。自分ではそのような体験はいまだないのだけど、この眠さは一種の高齢化のシグナルなんじゃないかと想像したりする。

 一方で、朝早く目が醒めるようになるはずだ。ということは、睡眠の量は若干増えるだろうが底なしではないことになる。少し希望ば持てる。夜早くねて、朝早く起きる。つまりは、「自然」になっていくということだ。数万年そういう生活をしていのだ。石油が使われるようになって昼のような明るさを実現できるようになったのはそんなに昔ではない。

 もう、落ちはどうでもよい。ただ眠いのだ。